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2021.05.10 赤ちゃんの保湿

 これまでは「皮脂分泌が盛んな生後2ヶ月まではスキンケアは必要ない」という考え方が一般的でした。

最新の研究で「みずみずしく見えるけれど、赤ちゃんの肌は実は乾燥している」ことが明らかに!

 赤ちゃんの皮膚は想像以上に表面は乾燥していて、からだの中の水分が蒸発しやすい状態です。空気中の目に見えない細菌やウイルス、ホコリ、チリ、ダニ、カビなど、さらには自分の排泄物(汗、涙、糞尿など)が皮膚の中に入り込みやすい状態です。つまり皮膚のバリア機能がとても未熟です。弱いバリアを通してものが入ると、「感染」、「アレルギー」などの病気になりやすくなります。ではどのようなスキンケアを行ったら綺麗で健康な皮膚を保つことができるのでしょうか。赤ちゃんの正しいスキンケア方法として、洗浄と保湿を中心にご紹介します。

 赤ちゃんの皮膚は、皮膚の薄さや皮脂の分泌の少なさ、バリア機能の弱さから分かるようにとてもデリケートな状態にありますので、お肌にできるだけ負担なく早く、確実に汚れを取り除いてあげることが大切です。

 綺麗に洗ったあとは、水分をしっかり拭き取ります。水分が残っているとその水分の蒸発と一緒に、皮膚の水分も逃げてしまうからです。洗いざらしのタオルはごわごわして皮膚を傷つけますので、やわらかいタオルで全身を包み、そっとおさえるようにして水分を吸収させます。また、汗や口のまわりのよだれや汚れを、乾いたガーゼで拭くママが多いですが、ガーゼは繊維が粗く、摩擦が強いので使わないようにします。やわらかいタオルを水で絞ってから、やさしく拭くようにすると良いでしょう。

 そして、拭いたあとは必ず保湿をします。赤ちゃんの皮膚は夏でも冬でも乾燥しやすさは変わりません。また、お風呂上がりや夜だけでなく、口のまわりやおしりを拭いたあとも必ず保湿をするように気をつけましょう。拭くと保湿は必ずセットで行うことが赤ちゃんの綺麗で健康な皮膚を保つポイントです。

 お母さんのお腹の中で羊水の中にいた赤ちゃんは、生まれた途端に空気にさらされて皮膚はひどく乾燥します。生まれてからなるべく早く皮膚に保湿をしてあげましょう。